1983年１月18日 本日も上天気である。朝食後、通信長から U.S. Coast Guard の Amver System について話しを聞く。また本船は160Ｗ以東にあるときは、U.S. Department of Commerce の National Oceanic and Atmospheric Administration の National Weather Service へ本船の観測した気象海象情報を１日  回打電し、160Ｗにあるときは気象庁へ３時間おきの気象海象情報を打電していることを知った。これがあの波浪状況図などのもとの資料になっているわけだ。また Amver Bulletin や N.O.A.A. の Mariners Weather Log（月刊らしい）も非常に参考になりそうな感じだ。それから本船に JAPAN P&I から出しているＰＩ事故の原因探究という本（昭和35年11月、２輯37年11月、３輯39年11月、４輯41年７月）があるのを見つけべっけんした。参考になろう。また船舶気象報符号表（昭和57年11月１日実施）も気象庁から入手すべきである。 0400 Sea moderate 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　S log 324’ 0400 における針路240、風向ＮＮＥ、風力４、天候ｂｃ、気圧999.5 大気温度　乾0.5・湿0.0、海水温度2.5、主機回転86.7、Log79 0800 Sea moderate a／co to ＜243＞ at D.R.P. 48−48N, 159−44E 　　　　　　　　　S log 401’ 8 における針路240、風向Ｎ、風力４、天候ｂｃ、気圧1002.0 大気温度　乾3.0・湿2.0、海水温度2.5、主機回転86.2、Log77 Put ship’s clocks ab’k ０ｈ−15ｍ Noon Sea rough 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　Reset S. log showing 483’ Noon における針路243、風向ＷＮＷ、風力４、天候ｃ、気圧1005.0 大気温度　乾1.0・湿0.0、海水温度2.5、主機回転85.9 1200 Decreased engine revolution to 70RPM for adjusting arrival time 1600 Sea rather rough 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　S log 57’ 16 における針路243、風向ＮＷ、風力５、天候ｂｃ、気圧1008.0 大気温度　乾1.0・湿マイナス0.5、海水温度2.5、主機回転69.0、Log57 2000 Sea rather rough 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　S log 110’ 20 における針路243、風向ＮＷ、風力６、天候ｂ、気圧1013.5 大気温度　乾0.0・湿マイナス1.0、海水温度2.0、主機回転68.7、Log53 Put ship’s clocks ab’k ０ｈ−30ｍ 2315 Made out Simusiru dake（新知嶽 of 新知島）radar on ＜282＞ 78’ off M.N. Bore Simusiru dake on ＜290＞ 68’ off & a／co to ＜233＞ Sea moderate Reg. lights were strictly attended to Round made, all’s well 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　S log 177’ M.N. における針路243、風向ＮＷ、風力４、天候ｃ、気圧1018.0 大気温度　乾0.0・湿−1.0、海水温度2.0、主機回転72.0、Log67 正午位置 実測　48−01Ｎ　157−34Ｅ 推測　48−11Ｎ　157−56Ｅ

航海時間 24−45 航海距離 498 航進時間 24−45 航進距離 498 平均速力 20.12 推測距離 483 同上平均速力 19.52 距離 From 3,493 To 1,225 海潮流　17＜233＞ Fresh Water NO.1 F.W.T. P112 　S96 NO.2 F.W.T. Ｆ NO.3 F.W.T. P58 　S63 Low A.P.T. Ｆ 飲料水　１日消費量 23 Di f’m U　プラス10ｈ−45ｍ 船内使用時整合 Ab’k ０−45 Total ５−15 Balance １−45 二港間の合計 航海時間 ７−16−25 航海距離 3,493 航進時間 ７−14−33 航進距離 3,475 平均速力 19.04 推測距離 3,323 （D. Run by Log） 平均速力 18.20 （Av. Sp’d by Log） G.C. GNOMONIC CHART NO.6,006 による 　ＳＦ沖 38Ｎ 123Ｗ 38.9Ｎ 125Ｗ 本航では SF から（50N 140W）へ G.C で向けて  同点から Unimak Pass, Attu　野島と G.C. で結ぶ予定であった。　予定航程4,678マイル 3.8N　123W 38.9N 125W 41N   130W 42.9N 135W 44.4Ｎ 140Ｗ 45.5Ｎ 145Ｗ 46.5Ｎ 150Ｗ 47.2Ｎ 155Ｗ 47.8Ｎ 160Ｗ 48Ｎ 165Ｗ 48Ｎ 170Ｗ 47.9Ｎ 175Ｗ 47.5Ｎ 180 46.9Ｎ 175Ｅ 46Ｎ 170Ｅ 45Ｎ 165Ｅ 43.5Ｎ 160Ｅ 41.9Ｎ 155Ｅ 40.0Ｎ 150Ｅ 37.6Ｎ 145Ｅ 35Ｎ 140Ｅ（野島）